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新・六星占術の極意

新・六星占術の極意
細木 数子
新・六星占術の極意
定価: ¥ 680
販売価格: ¥ 680
人気ランキング: 107058位
おすすめ度:
発売日: 2006-07
発売元: イーストプレス
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

日本の実情に合わない
この本は占いの本ではない。細木氏が近年とくに強調している先祖供養の問題について論じた本である。

陽明学の大家・安岡正篤師に師事した細木氏だけあって、その根底にあるのは儒教の家族観・死生観である。しかし、彼女は大きな落とし穴にハマっている。そもそも日本の家族観とか家概念というものは、儒教発祥の地・中国や、長らく儒教を政治のよりどころとしてきた朝鮮半島とは大きく違うのだ。

具体例を挙げよう。日本では、血縁のない人との養子縁組は昔から広く行われてきた。江戸時代の商家では、実子がいても優秀な番頭を養子にして跡継ぎにすることがあった。細木氏はこれを、原則としてタブーで、適切に対処しないと祟りがあるとする。確かに中国や韓国の社会では今でもそういう考え方が根強いが、これは思いっきり日本の歴史的実情に反しているのだ。

また最近、細木氏はテレビで、母方の先祖を祀ってはいけない、父方の先祖だけを祀れと説いているが、これも、母方の血縁が父方同様に重視されてきた日本の歴史と符合しない。

結論として、「日本にはそのままでは当てはめられない」この一言に尽きる。読者の恐怖心を煽るような書き方も感心しない。自称細木数子研究家以外は読まないことをお勧めする。

おすすめです。

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